いぼの最新治療 マイクロ波

痛みが少なくきれいに治ると最近話題のマイクロ波ですが、どのような治療法なのでしょうか。今回はマイクロ波による治療の流れについて紹介します。

 

マイクロ波の治療法とは

 

レーザーや液体窒素は熱をいぼに与えるのに対し、マイクロ波はいぼ内部の水分を利用し電気を通さない熱を作り出すため、いぼ自体が熱源となります。そしてこの内側から発生した熱で病変組織を凝固します。このことからマイクロ波はいぼが小さい場合にもいぼ以外の部分に熱が拡散することがありません。逆に大きいいぼの場合には、その範囲に応じて深部まで到達することから、正常な組織を傷つけることなくより確実にいぼを取ることが出来ます。

 

マイクロ波の利点

 

マイクロ波で100症例の伝染性軟属腫(水いぼ)を治療した専門家は、マイクロ波は操作が簡単で痛みや出血が少なく、傷痕を作らないため十分な効果が得られると話しています。またレーザーと違って組織が炭化せず治療時に有毒なガスが発生しない、迅速かつ完全に病変が除去出来る、患者の服を汚さない、治癒が早い、術後特別な処置がない、大幅に再発の可能性が低下するため医療費が軽減するなど様々な利点について触れています。

 

 

治療の流れ

 

皮膚を消毒し30Wに設定した円柱形の機器を直接いぼに当てます。当てる時間は0.5〜1秒程度でいぼが灰白色に変われば輻射熱による凝固は完了です。大きめのいぼは更にもう1回繰り返し、術後2週間あけて経過を確認します。術後1週間は感染を防ぐため患部を水で濡らさないよう注意し、タオルやシーツなど肌に触れるものは煮沸消毒して清潔を心がけます。