硬いいぼ 足底疣贅(魚の目)

比較的よく知られている魚の目は足の裏に出来る尋常性疣贅を指し、足底疣贅(そくていゆうぜい)と呼びます。足底疣贅も原因はHPVウイルスであり、皮膚の小さな傷にウイルスが進入し自己感染して起こります。

 

病因

 

HPV-1、3、4型ウイルスによって起こり、外傷のほか圧迫や摩擦、汗といった要因も大きく関係しています。

 

特徴

 

外傷や免疫機能の低下によってこれらのウイルスに感染します。HPVウイルスは皮膚の小さな傷にも入り込んで感染と拡大を繰り返します。また足の裏は毎日圧力や摩擦を受けるため病状が重くなりやすく、角化層が厚いため一気に治し切るのが難しいのが特徴です。

 

好発部位

 

かかと、中足骨(つま先立ちした時に曲がる部分)、中足骨間の特に圧力がかかる所に多く発生します。

 

見た目

 

ウイルスの損傷を受けた角質同士が混ざり合って盛り上がります。大きさは緑豆大で表面は粗く、色は黄色〜暗い灰色をしています。境界ははっきりしており、いぼの周囲は肥厚した角質に囲まれています。いぼの表面が破れることは少なく、内部に浸み出す血液は少量です。

 

自覚症状

 

圧痛が常に伴います。慢性化し治癒に1〜2年かかります。

 

治療法

 

液体窒素やレーザー、薬物療法などがあります。液体窒素による凍結療法の場合は1〜2週間に一度のペースで数回かかります。またこの種のいぼにレーザーを用いる場合は、取り残しがでやすく再発リスクがあるため最適とは言えません。薬物療法では硝酸溶液などを塗布する方法があります。